会話が弾まないんだけどどうしたらいんだろう。
会話で「聞く」ってどういう意味かわからない。
上記の悩みを解説していきます!
会話は「話す」ではなく、「聞く」に意識を置くと上手くいきます。
と私は断言します!
上記の悩みを解決するために説明する内容は以下になります。
- 共感したことを話し手に伝えることで、承認欲求と自己肯定感が満たされる
- 話し手に共感したことを伝えるためには効果的な相槌をする必要がある
- 人は自分に興味を持ってくれる人に好意を抱く
- これをすれば会話が弾むこと間違いなし!会話の手順
- 聞いていてわからないことは、話の節目で質問する
- 質問されたら自分が話す、くらいがちょうど良い!
そして当たり前ですが、重要なことがあります。
相手の話を聞く大前提として、次の二つは必ず意識しなければいけません。
会話で意識すべきこと
- 笑顔(もしくは相手を見て興味あるとわかるように)
- 通常の1.5倍くらいの相槌・リアクション (意識して1.5倍くらい大袈裟に。初対面なら尚更です。)
これだけです。
目次
聞き手が共感すると話しての承認欲求と自己肯定感が満たされる
なぜ相手の話を聞くことで会話が上手くいくのかというと
人には承認欲求という自分では気づかない気持ちを無意識下で持っていて
その承認欲求によって人に認められたい、私自身に興味を持って欲しいと思っています。
承認欲求はマズローの欲求5段階説の一つで、全ての人が持っています。
なので、自分の考えや興味関心事を理解してくれる人が好きなんです。
話し手が話す内容を聞き手が興味を持って接し、内容に対して共感してもらえると
話しては聞き手が自分の話に共感してくれた、理解してもらえた!という感情が湧きます。
相手から自分を認めてもらえた感情から、この会話の限りですが自己肯定感が上がりどんどん話をしたくなり会話が弾んでいくという訳です。
話し手に共感したことを伝えるためには効果的な相槌をする必要がある。
「その内容はよく聞く話だね、とりあえず聞けばそれでいいんでしょう?」と思っている方がいると思いますが、ちょっと待ってください。
相手の話を聞くためには、相手に話してもらわなければいけません。
相手が進んで気持ちよく会話するために、聞き手はあなたに興味がありますと、伝える必要があります。
だからといって、話し手が話しているのを遮って、「あなたのその話し興味あります!」なんていう必要はありません。
具体的にどのようにすれば話し手に興味を持っていると伝えられるのか。
聞き手がすべき動作は以下があります。
- 相づち
- リアクション
- 内容を詳しく聞くための質問する
一つずつ解説していきます。
相づち
相づちは表情や、テンションで意味が異なってしまいます。
例えば、話し手が一生懸命話しているのに、相手を見ずにぼーっと聞いて、テンション低めで「はいはい。」と言ってしまうと
話し手は、聞き手がこの話に全く興味無いんだなと思って、話してくれなくなるでしょう。
急いで取り繕っても、話し手のテンションが下がるのでまた話してくれる確率はかなり下がり、印象が悪くなります。
そもそも人の通常のテンションってかなり低いんです。
なので、相づちは笑顔で、通常の1.5倍くらいの声量とテンションでやってみてください。
全然違う結果になりますよ!!
相槌する時の言い方
相槌するときは、語尾を伸ばす事で感情が伝わりやすくなります!
「へー!!」
「そうなんだー!!」
「えー!?」
「すごいねー!!」
「さすがだねー!!」
楽しい話題の時
・声のトーンを上げる
・声量は大きめ
・テンポは早め
悲しい話題の時
・声のトーンは低めに
・声量は小さめ
・テンポはゆっくり
共感できるリアクション
場合によって使い分けてください。
・「うんうん」とうなずく
・びっくりした表情をする
・手を振って、意思表示をする
・首を振って、意思表示をする
内容を詳しく聞く質問の方法
・「うんうん、それで?」
・「その後どうなったの?」
・「その続きが気になる!!」
相手の話を広げる意識を持って質問すると上手く会話が弾んでいきます。
これは意識するとしないでは全然違います。
人は自分に興味を持ってくれる人に好意を抱く
人は自分のことを認めてくれる人、理解してくれる人に好意を持ちます。
これもまた、承認欲求が関係しています。
「他人から自分自身を認められて、受け入れてもらえる存在になりたい」という
欲求からきています。
最近では、SNSや情報ツールの発達によって自分を認めて欲しいという
承認欲求が高くなっています。
インスタグラムやツイッターなどで、趣味で自分の顔や姿、周囲の環境をアップしている人が増えましたよね。
実際、自分がアップした投稿で「いいね!」や「コメント」を貰うと嬉しいです。
なぜ嬉しくなるかというと、他人から自分を認められたという承認欲求が満たされるからです。
会話も同じで、自分が発言する内容を相手が興味を持って聞いてくれると嬉しくなるときはありませんか?
ちょっと特殊ですが、ペット(犬)の場合はどうでしょう。
仕事から疲れて家に帰り着いた時に、ペットのワンちゃんがすごい勢いで走ってきて、あなたに抱きついてきたら、「私の帰りを待ち遠しく思ってくれていたんだなぁ」と思います。
これ1日の疲れが吹っ飛ぶくらい嬉しくなりませんか?
これは承認してもらえて嬉しいと思う気持ちと、自分が話していることって間違っていないんだ。もっと話したいということにつながります。
結果的に話し手の自己肯定感が上がり、発言がしやすくなります。
これが続くと話し手の会話が進み、質問や興味がお互いに生まれてきて
自然と会話が弾んでいってくれます。
これをすれば会話が弾むこと間違いなし!会話の手順
相手に話してもらうために効果的なテンプレートがあります。
以下の流れで話を聞くようにすると、会話が弾みます。
聞き手側も発言しているんですが、相手の話の腰を折らず
上手く聞き出すようになっていて、話し手がとても話しやすくなります。
①相槌をする
・「へー!!」、「えー!!」で相槌をして反応する。
②相手の話を繰り返して発言する
・「来週友達と旅行に行くんだよね」
「えーっ!旅行ですかー!!」
・「最近お花を買ったんだ!」
「へーっ!お花ですか!!」
③共感する・褒める
・「いいですねー!!」
・「うらやましいですー!!」
・「悲しいですねー」
・「それは残念ですー」
・「さすがですねー!!」
・「すごいですー!!」
⑤会話の内容を詳しく聞く
・「その旅行はどこへ?」
・「なんて言うお花なんですか?」
①相槌をする
②相手の話を繰り返して聞き手が発言する
③共感する・褒める
④会話の内容を詳しく聞く
話を聞いていてわからないことは、話の節目で質問する
相手の話を聞いていると
「ん?今のはどういう意味なんだろう?」
と思うことがありますよね。
その時は、すぐに質問せずに、話の節目で質問するようにしましょう。
話の途中で遮って質問してしまうと、話の腰を折ってしまったり、変な間が生まれて話す内容を忘れてしまって会話が止まってしまいます。
適切な場所で質問できると、さらに話し手の会話も増えて、会話が弾むことにつながります。
相手が心地よく話せることを意識するようにしましょう!
質問されたら自分が話す、くらいがちょうど良い!
私は、自分が質問されたら自分が話すくらいでちょうど良いかなって思います。
自分の魅力は相手に好意を持ってもらってからで良いと思いませんか?
まずは相手に興味があると、相手の考えに共感することを重点的に取り組みましょう。
相手が好意を持ってくれるから、あなたに興味が出てきて知りたいと思うんです。
相手の話を聞くと、相手の承認欲求が満たされていきます。
すると途中で、
「私が話しているばっかりでは悪いですね。」とか
「あなたのこういうところを教えてください。」と質問をしてくると思います。
そうなったら会話するターンが回ってきます!
会話するテクニックは別の記事にまとめています。
終わりに
いかがだったでしょうか。
私は会話の基本は「聞く」ことだと思っております。
ぜひ上記の方法を試してみてください。
好印象をゲットするには欠かせないと思いますよ!